マルハナバチ調べ隊
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 最初のうちはマルハナバチと他の虫の区別もつかないものです。ましてや,マルハナバチの種別,同じ種類の中でもオス・女王蜂・働き蜂の区別までしようと思ったら,大変です。
 「習うより慣れろ」で,まずは乙女高原のようにたくさんのマルハナバチが見られるところに通うことです。
 そして,マルハナバチのことを知っている人からいちいち聞くのが一番の近道です。乙女高原ファンクラブでは,マルハナバチ調べ隊というマルハナバチの調査イベントを行っているので,それに参加するのもいいし,夏休み期間中は乙女高原案内人の皆さんが乙女高原に常駐し,無償で乙女高原のガイドをしているので,話しかけてみるといいでしょう。

 乙女高原には,今のところ、6種類のマルハナバチが見つかっています。もしかしたら,もっと他の種類のマルハナバチもいるかもしれません。

   →トラマルハナバチ(トラちゃん) 乙女高原一の元気者
   →コマルハナバチ(コーちゃん) 初夏限定のマルハナバチ
   →オオマルハナバチ(オーちゃん) 乙女高原の横綱さん
   →ミヤママルハナバチ(ミーちゃん) 乙女高原では普通ですが・・・
   →ナガマルハナバチ(ナーちゃん) 乙女高原で舌が一番長い
   →ホンシュウハイイロマルハナバチ(ホンちゃん) スーパー・レア

  マルハナバチと他の昆虫の見分け方

キンバイソウに来たハナアブ

ヨツバヒヨドリに来たシロスジベッコウハナアブ


ノダケに来たキオビクロスズメバチ

ススキに来たミツバチ


指をなめるトラマルハナバチ
 マルハナバチの見分け方を簡単に書こうと思ったら「ずんぐりむっくりしていて,毛むくじゃらなハチ」となります。上の4つの写真はいずれもマルハナバチではない昆虫の写真で,腹が毛むくじゃらではありません。マルハナバチに近縁のミツバチも胸は毛むくじゃらですが,腹はそんなではありません。
 ですが,乙女高原には「マルハナバチそっくりな,毛むくじゃらなハエ」なんていうのもいますから要注意です。ハチの顔をしているか,よく見てください。

  トラマルハナバチ(トラちゃん) 乙女高原一の元気者


ノアザミに来たトラマルハナバチ

ノハラアザミに来たトラマルハナバチ


指に止まるトラマルハナバチ
 乙女高原で目にする機会が一番多いマルハナバチです。初夏のアヤメから秋の終わりのハバヤマボクチのシーズンまでコンスタントに見ることができます。
 レンガ色の胸の毛と力強い羽音が特徴です。
 気温の低い,秋の雨の日に働いている姿を何度も見かけています。乙女高原きっての元気印の働き者です。


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  コマルハナバチ(コーちゃん) 初夏限定のマルハナバチ


アマドコロに来たコマルハナバチ

ツクバネウツギに来たコマルハナバチ(女王)


コマルハナバチ(オス)
 「小さなマルハナバチ」なのでコ・・・。左上の写真で,アマドコロの花や右上に写っているショウジョウバエと大きさを比べてみてください。
 とはいえ,女王はとても大きく,右上写真となります。働き蜂も女王もメスなので,「全身真っ黒でお尻だけオレンジ色」というデザインは同じですが,オスだけは違っていて,左の写真のように全身レモン色です。7月上旬といえば巣を解散し,見られなくなってしまいます。


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  オオマルハナバチ(オーちゃん) 乙女高原の横綱さん


タムラソウに来たオオマルハナバチ

クガイソウに来たオオマルハナバチ


春,巣穴を探すオオマルハナバチ(女王)
 乙女高原で一番大きいマルハナバチです。また,お尻がだいだい色・黒・クリーム色とカラフルなしましま模様になっていて,見栄えのする(?)マルハナバチでもあります。乙女高原では,8月上旬ごろに個体数のピークを迎えます。
 時々,シモツケやシモツケソウ,ノダケの上を掃除機の吸い込み口みたいに動き回っていることがありますが,これは花粉を集める行動です。


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  ミヤママルハナバチ(ミーちゃん) 乙女高原では普通ですが・・・


腕に止まるミヤママルハナバチ

クガイソウに来たミヤママルハナバチ


ノアザミに来たミヤママルハナバチ
(胸の毛の色が薄いのは,あせてしまったから?)
 ミヤマは漢字で書くと深山です。標高の高い所にいるマルハナハチで,乙女高原にはたくさんいますが,里にはいません。
 コマルハナバチに次ぐ小ささ。全身がレモン色で,胸の背中側に少し濃い色の毛がかたまって生えています。
 乙女高原では8月上旬以降にたくさん見られるようになります。ヤマハギのお得意さんです。


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  ナガマルハナバチ(ナーちゃん) 乙女高原で舌が一番長い


キツリフネに来たナガマルハナバチ

キツリフネに来たナガマルハナバチ


ツリフネソウに来たナガマルハナバチ
 乙女高原で最も舌の長いマルハナバチです。舌が長いので,長い筒状の花が得意。乙女高原では草原の中で見たことはなく,林道沿いのツリフネソウやキツリフネのスペシャリスト。軽井沢のツリフネソウにはトラマルハナバチばかりが訪れていましたが・・・。
 特徴は,胸の背中側に横一文字に付いているオレンジ色のラインですが,肉眼だとほとんど分かりません。


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  ホンシュウハイイロマルハナバチ(ホンちゃん) スーパー・レア


ノアザミのホンシュウハイイロマルハナバチ

ノアザミに来たホンシュウハイイロマルハナバチ


ノアザミのホンシュウハイイロマルハナバチ
 『マルハナバチハンドブック』の分布図を見ると,長野南部から山梨北部でしか見られないスーパー・レアなマルハナバチ。名前の通り,全身が灰色ですが,他のマルハナバチの個体変異や毛が色あせてしまって灰色に見えることもあるのでやっかいです。
 わたしたちは専門家に写真を送って,同定してもらっています。


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